2012年9月25日火曜日

シールドベアリング打ち替え

今日はホイールのシールドベアリングの打ち替え依頼を受けたので

その作業を接客の合間に...


今回はカンパ系のシールドベアリングのホイールでして

前輪に2個、後輪に4個仕込まれております。


カンパ系でも上位グレードはいまだにカップ&コーンタイプですが

シマノは全グレードがカップ&コーンタイプになります。

シールドベアリングとカップ&コーン、それぞれの利点がありますが

シビアな調整が必要なのはカップ&コーンタイプです、

まあ自転車屋の腕が鳴るところでしょうかね。

シールドベアリングタイプはハブシェルの切削精度が命です。

このへんはメーカー・グレード問わず、ハブの個体により大きく差が出ますね。


ご依頼のホイールは体育会の練習ホイールなので

2万キロ近くは使用してると思われます。

ひとくちに2万キロといっても店長みたいなホビーレーサーとは

比べ物にならない高負荷での使用ですのでこんなもんでしょうね。

持ち込まれたときは軸がカタカタ言ってました(笑)


打ち替え完了!

これでまたバリバリ走れるでえー。


この作業に掛かった費用はベアリング・工賃込みで8,000円弱、

ベアリングの値段で若干上下しますが、そんなに高くないですよね...ね。


ちなみに店長が使っているGOKISOのハブは販売店でのメンテ不可です、

まあ「10万キロ走って、もし心配ならオーバーホールしてね」って言う

スタンスですから...恐れ入ります。


写真には赤茶けた錆び色が見えます、こいつが軸をカタカタ言わせてました。


P.S.

しつこいですが明日は店は休みですので...


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